この1週間で、こんな仕事でもしなけりゃ〜絶対会うことはないだろう人たち×50人近くと巡り合ったわけですが……。
その間、私を捉えて離さなかったことは、本当にしょ〜もないことでした。

その人は、男。日本人。どちらかというとしょうゆ顔。しかし、まつ毛が異常〜に長い。そして、クリンと上向きにカールしている。
及川ミッチーと間違われる身としては、「どこのメーカーのマスカラを使っているのか」「それは自毛なのか」「まつ毛パーマをかけているのか」を無性に聞きたかったわけです。
まさに、衝動的に聞きたかったわけです。偏執狂的と言われても聞きたかったわけです。
できるだけ2人きりになる機会を避け、できるだけ関係ない話題を振り、私は衝動に耐えたわけです。
しかし、相手がPCに向かって真剣に何かを打ちこんでいるときは、欲望を抑えきれず、目元を凝視。笑)

聞きたい、聞きたい、聞きたい、聞きたい。あ〜、でも……(と唇をかむの図を想像してください)

本当は「ゲイですか」とも聞きたかった……。笑)

その人は、無事に去っていきました。
あぁ、ほっとした。 これでもう、誘惑されることはないのね。